電気ノート

洗濯機のセンサー(27)


最近の洗濯機には、いろいろなセンサーが付いていて、
とても上手に洗濯します。

洗濯機のセンサー。
チョット紹介します。

まず、重量センサー。
洗濯物の量を、量るセンサーです。
洗濯の重さを量ります。

給水する前に、パルセーター(洗濯機底に付いている水流を発生させる羽)
を回すことで洗濯物の重量を検知します。


次は、布質センサー。
洗濯物の布質を調べます。

布質を調べるには、
まず、少し給水して、一番低い水位の時の、
パルセーターを回す力を量ります。
そして、再び給水して、
洗濯する水位の時の、パルセーターを回す力をまた量ります。

この力の差が大きいときは綿などの衣類が多く、
小さいときは化繊などの衣類が多いと洗濯機は判断します。


次に、水位センサー。
洗濯槽内の水位を量るセンサーです。

洗濯機内に、規定量水があるか量ったり、
排水・脱水時に水がなくなったかどうかを判断します。

洗濯槽と水位センサーは、
チューブでつながっており、
洗濯層内の水を水位センサーがいつも監視しています。


最後に光センサーです。
水槽の下部にあって、洗濯物の汚れを量ります。

発光部と受光部に別れ、受光部に届く光の量で、
水の透明度を計算し、洗濯やすすぎ時間を調節します。


洗濯機、一度の洗濯で30分ぐらい動いていますが、
その間、いろんなセンサーが働いているのです。



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